出生率の低下、都市部への人口集中、地方の過疎化、それに伴う消滅可能性都市の増加などが社会課題化しています。名所史跡や伝統工芸品などの有形資産、その地域ならではの祭事や風土風習、伝統技術の承継などの無形資産、これら日本の文化を絶やさず後世に繋いでいく必要があります。
消滅可能性都市を少しでも減らす、カギは出生率の向上と持続可能な人流・物流の確保と雇用創出です。日本全国そして世界へ、文化的な側面で地域の魅力を発信し、人を呼び込む施策の創出が課題解決の第一歩だと考えています。
祭事や、四季折々の風物詩。人々が長きに渡り受け継ぐ地域ならではの伝統文化を継承することで、自国の風土や誇りを守ることができます。また地域交通を活用して名所史跡を巡ることで地域の活性化も図ります。
名所史跡だけではなく、地域の伝統技術や文化に触れる機会を創出することで、何度も訪れたくなるサイクルを生み出します。世界へ新たな魅力を伝え、観光客を呼び込むことで、地域経済が持続的に活性化されます。
書物による叡智にとどまらず、伝統産業や町の風物詩を伝える図書館の「地域コミュニティ化」を実現することで、図書館が地域の中心的な存在に。図書館総合サービスで町の活性化に貢献します。