岡山県立記録資料館岡山県立記録資料館様

記録資料の修復と公開用デジタルデータの作成

要望・課題

所蔵している記録資料をもっと見てもらいたい、身近に感じてもらいたい

岡山県立記録資料館は、テーマである『親しみやすい文書館』を目指し、所蔵している資料をもっと多くの人に身近に見てもらえるような取り組みを多々行っています。
今回の対象となった公文書「岡山県岡山市水害見取図」(明治26年)は、貴重な資料であるため、原本は適切なかたちで修復・保存できるようにし、デジタルデータをHP上で公開したいと考えておりました。

導入内容

修復から公開用のデジタルデータの作成までをワンストップで行なう

資料をお預かりした後、①修復、②修復後の資料を収納する新しい中性紙保存箱の作成、③複製(レプリカ)の作成、④デジタルデータの作成をトータルで行いました。
資料には虫損、破損などが見られたため、資料の裏面全面に和紙を貼り付けて補強する「裏打ち」にて修復を行いました。また、収納用の保存箱は、修復した資料を採寸して作成したオリジナルの中性紙保存箱を作成しました。

ナカバヤシを選んだポイント

資料の修復~デジタルデータ作成までをトータルで行える専門性

原資料の劣化を抑えつつ、利用者への利便性を高めるための作業を一括で依頼できる点が決め手です。
作業工程の中では、担当者と対話を重ねながら、要望を伝えられました。

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