HW-TD1000 溶解システムシュレッダ

細断・溶解・排出までを自動処理。パーフェクトな機密処理と大量処理を実現します。

受注生産

化学薬品等は使用せず、紙とほぼ同量の水だけを使用し、紙の繊維同士をもみ、こすり合わせ溶解。文書機密は完全に処理され、おから状にして排出されます。

仕様

本体寸法 W5210×D4450×H2300mm
投入幅 380mm
最大処理能力 約1000kg/h
システムの構成により400kg〜2tの間で処理能力の調整が可能です。その場合、本体寸法・電気仕様等は変わります。
電源電圧 三相415V・50/60Hz
消費電力(モーター定格) 約90kW
溶解物含水率 約50%
※投入する紙の条件等によって異なります。

JANコード

メーカー品番 HW-TD1000
JANコード -

商品説明

細断フロー

1. 破砕

【投入部】

投入作業のしやすいテーブル台とコンベヤベルト式の供給装置により、機密文書を安全かつ効率的に細部へ供給できます。
 

【破砕前処理】

書類の束が投入されても、2軸せん断式破砕機の強力なパワーにより、瞬時に破砕処理します。約12×50~150㎜の大きさのチップにカットされます。

2. 溶解

【高濃度溶解処理装置】

破砕したチップに水を加え、紙の繊維同士をもみ、擦り合わせる独自機構により印刷インクを紙から分離します。化学薬品当は使用せず、紙とほぼ同量の水だけを使用し、排水や汚臭がでないエコロジーな処理方法です。

【高濃度溶解処理装置の内部機構図】

3. 排出

【排出口】

排出コンベヤによって、一旦上方に移動された処理物は、排出口より排出されます。作業効率を考えたボックスパレットによる袋取りが可能です。

【ならし機能】

排出口先のならし機構により、溶解物の堆積時の偏りを防ぎ手間のかかるならし作業を低減します。
 

【おから状で排出】

高濃度溶解処理装置を経た機密文書は、おから状になって排出されます。
 

【溶解後の機密文書形状】

判読は全く不可能な状態。パーフェクトな機密処理を実現します。また水の使用により、紙の繊維の破壊や形態の変化も最小限です。

 

HW-TD1000の特長

  • 従来のシュレッダ方式とは異なり、印刷(活字)を残しません。そのため、よりレベルの高い機密保持が可能です。
  • 処理後の対象物は離解性が高く、また既にインク類の剥離分散が行われているので、リサイクル工程での処理が容易です。
  • 製紙で培った高い溶解技術を利用し、ハイ・セキュリティとリサイクルの両立を可能にしました。
  • 大量排出事業所や文書保管センターでの機密処理に最適。排水や悪臭mはでません。
  • ホットメルト、樹脂、ラテックス、粘着材等の加工薬剤を含んだ問題古紙をリサイクルする場合でも離解促進効果を発揮します。
  • 繊維の破壊や形態変化を最小限に止め、良質な製紙用原料に再生することができます。

※水量の調整状態や溶解物の保存状態によります。

 

製品検索

詳しく検索

PAGE TOP