木質バイオマス発電事業
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地球温暖化への対策として、世界全体の温室効果ガス排出量を大幅に削減することが急務とされています。再生可能エネルギーの比率を上げることは、社会を維持し発展していくための必要な取組みです。
日本は、2030年までにバイオマス発電による発電電力量を328億kWhまで引き上げることを目標にしています(※)。
木質バイオマス発電は、エネルギーを生み出す際に排出するCO₂は、木が成長する過程で大気から吸収したものであるため、大気中のCO₂量の実質の増加に繋がらないという考え方の「カーボンニュートラル」特性を活かした発電事業です。
発電に使う木材チップの約90%は、島根県東部を中心とする近隣地域の間伐材などの未利用木材を使用しています。林業の再興や山林の再生、地方の活性化に加え、間伐材などを含む未利用木材を使うことで森林が整備され、災害予防や水質の浄化にも繋がります。
当社は、木質バイオマス発電事業を営むことで世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に増大させるという目標、そして地域経済の活性化、環境整備に貢献していきます。
参考
※ 「エネルギー・環境に関する選択肢」「再生可能エネルギー関連資料」(平成24年6月29日 エネルギー・環境会議) http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/npu/policy09/sentakushi/database/saiseikanou_kanrenshiryou.pdf