ディーセント・ワーク（働きがいのある人間らしい仕事）を実践できる環境づくり

当社は、2010年に島根ナカバヤシ株式会社の特例子会社として島根ナカバヤシサンワークス株式会社を設立し、障害をお持ちの方のディーセント・ワーク（働きがいのある人間らしい仕事）へのアクセス創出の取り組みを行っています。

「共生社会」実現のもと、障害者を雇用する義務制度「障害者雇用率制度」が1976年より定められており、義務付けられている従業員数における雇用の一定割合（法定雇用率）は年々引き上げられています。社会全体で取り組みが必要である一方、法定雇用率を満たす企業はいまだ50％以下(※)であることや、離職率の高さなどが課題とされています。
当社グループ会社の島根ナカバヤシサンワークス株式会社（島根ナカバヤシ株式会社100%出資の特例子会社）ではインク調合やファイル生産、製本工程の作業を、NTK石岡ワークス株式会社（日本通信紙株式会社100%出資の特例子会社）では、ロール紙の小巻加工や包装・梱包作業を行っており、働くよろこびややりがいを共有しています。
これからも、すべての従業員がそれぞれ自立した働き方を実践できる環境づくりを目指していきます。

  

参考

※ 厚生労働省『令和元年 障害者雇用状況の集計結果』
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08594.html