地域に根ざした図書館運営
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ユネスコの「ユネスコ公共図書館宣言」、日本図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」では、図書館の平等性、自由を保障することが謳われています。
SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」においても“ターゲット(達成目標)16.10”で「国内法規及び国際協定に従い、情報への公共アクセスを確保し、基本的自由を保障する。」と、情報への公共アクセスを確保することが目標とされています。
当社は1923年に図書館製本業として創業し、合冊製本や古文書修復など本に関わる事業を通して各地の図書館様と共に文化や叡智を次代へと繋げてきました。
2018年4月からは指定管理による運営を行うなど、図書館に関する業務をトータルでお受けするソリューション展開を進めています。
近隣施設、店舗などとの積極的な連携や、出張図書館やワークショップなど、次世代を担う子供を育むための取り組みを行い、これからも地域に根ざした図書館運営と、情報への平等な公共アクセスの機会促進を図ります。
指定管理受託館での取り組み
- 出張図書館、地元プロレス団体や商店街等とのコラボレーション
- おはなし会、近隣小学校の調べ学習支援、おすすめ本の展示
- 本の修復実演や、ワークショップ
図書館に関する宣言
- ユネスコ「ユネスコ公共図書館宣言」(一部抜粋)
「公共図書館サービスは、年齢、人種、性別、宗教、国籍、言語、あるいは社会的身分を問わず、すべての人が平等に利用できるという原則に基づいて提供される。」 - 日本図書館協会「図書館の自由に関する宣言」(一部抜粋)
「図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。」
参考
国際図書館連盟(IFLA)『すべての人にアクセスとチャンスを - 国際2030アジェンダも図書館はどう貢献するのか - 』
https://www.ifla.org/files/assets/hq/topics/libraries-development/documents/access-and-opportunity-for-all-ja.pdf